法学部・法律学科

グローバル社会コース【新設】〈社会学系〉

幅広く社会の仕組みを学び複雑化する現代社会において活躍する人材を養成

法学部に社会学コースを新設することにより、法律の基礎的知識に加え、様々な社会現象や人間の行動など幅広く社会の仕組みを学ぶ機会を創設し、複雑化する現代社会において各方面で活躍できる人材を養成します。

目指す資格・免許

●公務員試験
●教員免許
●宅地建
物取引士

主な活躍のフィールド

〇企業総合職として活躍する人材
〇報道放映業界で活躍する人材
〇地域貢献を目指す公務員
〇社会情勢の知識が豊富な教員
〇自営業を通して地域をリードする人材

ピックアップ講義

国際関係論

わたしたちが住むのは、グローバリゼーションの進展によって地球上のあらゆる人々が政治・経済・社会・文化の面で意識的・無意識的に緊密につながった世界です。しかも、このグローバル社会は、多岐にわたる難しい課題に直面しています。たとえば、国家間対立の激化(米中対立、ロシアと欧米諸国の対立など)、核軍縮の停滞、武力紛争の多発、民主主義の後退、基本的人権の侵害、難民の大量発生、ジェンダー差別、感染症のグローバルな拡大、地球規模の食糧危機・環境問題・貧困などです。なかでも、ロシア・ウクライナ戦争の激化にともなう核戦争の可能性、地球温暖化の長期的影響、次のパンデミックの脅威は、人類の存続にも直結しかねない重大な問題です。国際関係論(International Relations)は、これらの難問に真正面から取り組むことで、現代のグローバル社会における対立と協調、戦争と平和、秩序と正義を考究する実に知的刺激に満ちた学問です。